もちろん英作文で使うフレーズは【書く】練習も必要だが、多くの受験生が、大学入試で求められている「書き」のレベルを難しく見積もりすぎているように思う。
英作文や空所補充などで、問題文に載っていない単語を書かされることがある。しかし英作文がある東大でも自力で書かなければいけない単語はせいぜい15単語。しかもそのほとんどは中学単語で、高校レベルのものは毎年わずか5単語前後にすぎない(ほぼすべて高校1,2年レベルの基本語)。
このような書かせられる単語は「基本語」なので何度も何度も出てくる。
何度も何度も見ている上に、板書をとるなどで何度も何度も書いているので、少し練習すればすぐに書けるようになる。
ちなみに百式では、書くことが求められる単語は「入試基礎編」の450語の中にまとめてある。
*「書き」については『新版 百式英単語最速インプット→2023』p.214 で詳しく書いているので興味があるひとは参照して欲しい。
英単語最速攻略のストラテジー(おすすめの覚え方)2
単語の「使い方」は単語集で覚えようとしてはいけない(てんでカバーし切れていない)。
語法・熟語の本をやるのが最善手(英作文が出るなら英作文の本もやる)。
試験中自力で書けなければいけない単語はわずか5単語。しかも基本語に過ぎない。