ある単語の入試出現回数を調べるとき――もちろん専用のプログラムを使って調べるわけですが――最終的には人間の目視が必要になります。
例えば mendという単語のヒット率を調べる場合,
recommend のアクセント問題
rec・om・mend 強勢があるのはどこか
などもヒットしてしまうからです。
mend(面倒)でも一つひとつ確認します。
また,実際の入試では(注)や本文中で言い換え説明が追加されていて,
実はその単語を覚えている必要がなかったというケースもあります。
こういうのも目視ではじいていきます。
大変です…
「でる単語」を選んだら,
今度は「出る意味」を調べていきます。
実際に訳す必要があるのでもの凄~~~~~~く時間がかかります。
授業をやめた僕でも1日に数単語しか調べられません。
ついでに一般の単語集の収録語や意味もチェックしているのですが,
こうやって実際に目視して調べていくと,面白いことが分かったりします。
受験生の定番単語集の中で一番データが信頼できるのは意外な1冊だったり(多分参考書マニアの方々が想像している単語集とは違う本です),
出る意味までちゃんと調べているのは1冊しかないと分かったりもします。
結果的に定番単語集の中で勧められるのは1冊だけでした。実際に調べれば分かります。
もちろん『百式英単語』では「出る意味」も調べています!