こっちにない、はない。
Classic4。そして【百式TE】のレベル
10年以上も前から多くの大学受験生が使ってきた4冊の定番単語集。
①英文の中で単語を覚えさせる
「文章形式」の本(単語集A)
②コロケーションで覚えさせる
「フレーズ形式」の本(単語集B)
③, ④ 単語と意味を並べた
「単語-意味形式」の本2冊
(単語集C, 単語集D)
ここではこれら4冊の有名単語集を
10年以上も前から多くの大学受験生が使ってきた4冊の定番単語集。
①英文の中で単語を覚えさせる
「文章形式」の本(単語集A)
②コロケーションで覚えさせる
「フレーズ形式」の本(単語集B)
③, ④ 単語と意味を並べた
「単語-意味形式」の本2冊
(単語集C, 単語集D)
ここではこれら4冊の有名単語集を
アルク社のSVL(標準語彙水準SVL12000)というリストがあります。
基礎から上級へと12のレベルに区分され、各レベルには1000語ずつリストされています。
dog やcat など中学1年生レベルから始まるレベル1が最も易しく、レベル12になると英検1級やTOEIC満点取得のひとでも知らない単語が多くなります。
大学受験用単語集に収録されている単語のレベルはどれ位だと思いますか。 このSVLのレベル分けでいえば、大学受験向け単語集には、ほぼレベル2からレベル7の範囲の単語が収録されています。見出し語の難易度を平均するとレベル4の語彙が核になっています(当事業部調べ)。『百式英単語最速インプット→2023』(西東社)の収録語も同様です。
もちろん、多くの受験生が手にするクラシック4も、4冊中3冊がレベル4 (残りの1冊はレベル3)の語彙が核になっています。
それに対し、このハイレベル版 百式の収録語(全700語)の平均語彙レベルは7と際だって高くなっています。もちろんいたずらに難単語を収録しているわけではありません。TOEICに出た差がつく難単語、英検準1級頻出語、近年の難関大学でよく見かけるようになった単語が詰め込まれています。
大学入試の語彙が大人になってからのボキャブラリーのバックボーンであることを考えると、このレベルの単語を盤石にしておくことには大きな意味があります。
Aは単語集A収録語 / Bは単語集B収録語
a=単語集Aにあって単語集Bにない語
b=単語集Bにあって単語集Aにない語
c=単語集AにもBにもある語
受験生は「自分の単語集(A)には載っていないのに、向こうの単語集(B)には載っている」などとbの
しかしアプリ【上級編 百式 Total Eclipse】 によってその不安は解消されます。下図のように他書=クラシック4にあって百式にない単語はなくなったからです*。
『百式2023』の単語を選定していた当時他に優先度が高い単語があって外した単語や、『百式2023』収録語よりもさらに難しい単語 ――かつ使える単語を収録するうちに、意図せず百式はクラシック4を飲み込んでいたのです(Total Eclipse「皆既食」の名はこれに由来します。当初このアプリには別の名前―コードネーム「Ultima(アルテマ)」―を考えていたのですが、あまりに興味深かったのでTotal Eclipseという名前にしました)。
さらに。注目してもらいたいのは他書にはなく百式シリーズにのみある単語です。これらは先述の通り「TOEICに出た差がつく難単語、英検準1級頻出語、近年の難関大学でよく見かけるようになった単語ばかり」なのです。
例えばwieldという単語。
英検1級語、TOEIC上級語であるこの単語を収録している大学受験向け単語集は皆無ですが、
15年の入試では慶応SFC両学部の選択肢に登場(総合政策学部では正解の選択肢)。
その前年では早大文学部でも出ています。